そんなことを言っていたら
あっという間に文化祭最終日。
もう終わりか。
何かあったといえば、
妃瑠ちゃん、真希と紅李ちゃん、崚行が
それぞれくっつきました。
そのお話はまたいつか。

文化祭の片付け中珍しく携帯が鳴った。
「えっ琉弥?」
「まじで?見てみなよ!」
「え、後ででよくない?」
「いやいや、今でしょこれは。」
そこには
"今から時間ある?話したいことがある"
…えっ。なに……。
「優梨杏なんて来てた?」
「今から時間ある?って」
「え!行ってきなよ!!」
「いやでも片付けあるからその後で」
「いやいや、今だよ今!
言っておくから行っておいで!」
「えっ、あ、うん…ありがとう。」
"うん。どこ行けばいい?"
そう返事して言われた通りの場所に行った。

「ごめん、急に呼び出して
大丈夫だった?」
「うん、どうしたの?」
「あのね……」
「おーーーーい琉弥ー!
先生から呼び出しくらってんぞー!
すぐ来いだって!」
「え……。まじかよー。
ごめん今度でもいい?」
「あ、うんいいよ。行っておいで。」
「ごめんね。」
結局なんだったんだろう。気になる。
「あ!優梨杏!どーだった?」
「んー、なんか言おうとしたら
先生に呼び出されちゃって
結局なんだったのかわからなかった。」
「えー、うそでしょ〜
タイミングわる〜」
「ほんとね、なんだったんだろ…」