「私のために、こんなに濡れて・・・。





 ホントにごめんなさい」




 バッグからタオルを取り出して彼に渡すと、




 「ありがと」



 彼はまた笑ってくれた。



 
 「・・・君の名前は?」



 「あなたは?」




 これが私の恋の始まり。







 ・・・・・・・・・the End.