こうして毎日一緒に登下校するのも、不自然なくらいのもので。
真面目に考えたら、どちらかがどちらかを好きになってるか、あるいは両方なのか、ってそういう風にも見えてしまうわけで。
こんな田舎の何の整備もされていない道には、高校生なんて誰もいないけど。
「若いわねぇ・・・」
畑仕事をしているおばあちゃんたちからは少し声を掛けられる始末。
「おばあちゃーん、俺らそういう関係じゃないのよー」
その度に大輝が弁解する始末。
「はぁ・・・」
暑いし、眩しいし、なんか虚しいし、
もうため息しか出てこないわけだ。
真面目に考えたら、どちらかがどちらかを好きになってるか、あるいは両方なのか、ってそういう風にも見えてしまうわけで。
こんな田舎の何の整備もされていない道には、高校生なんて誰もいないけど。
「若いわねぇ・・・」
畑仕事をしているおばあちゃんたちからは少し声を掛けられる始末。
「おばあちゃーん、俺らそういう関係じゃないのよー」
その度に大輝が弁解する始末。
「はぁ・・・」
暑いし、眩しいし、なんか虚しいし、
もうため息しか出てこないわけだ。

