三月末まだまだ早朝は寒いよね?徹夜明けで重い身体を引きづりながらの家路。いつもなら5分程の距離も今日はやけに長く感じる。あの角を曲がればコンビニ…〔まだガードも在った。なんか遠いな…〕ガード下に差し掛かった時いつもと違い何か可愛い声「ニャー、ピー、ニャー、ピー」子猫?何処?小さな段ボールにちびっこが二匹、寄り添って、亜樹の方を見上げながら、大きなお口で亜樹を呼んでいる!「お腹空いたヨー!寒いヨー!」って聞こえた気がした…。思わずしゃがみ込み取り上げてみた。ちっこい、軽い、可愛い!風邪惹いたら大変!一緒に帰る?小さい段ボールごと持って帰ることにした、〔コンビニ寄って、猫缶と猫砂買わなきゃ!ペースト状のあるかな?〕独り言。とにかく今時のコンビニは何でも揃うから助かる!とにかく買えた。牛乳とヨーグルトとおにぎりも買って帰ることにした。両手に荷物。部屋の鍵はコンビニの袋を置いてちびっこが入ってる小さめの段ボールの箱は抱えたまま、鍵を開ける。亜樹は部屋に入るなりヒーターを点けた!ちびっこ達のため!亜樹自身は額に汗が滲んでいた。ちびっこ達はは寒い中何時間も外に居たかと思うとヒーターを点けずにいられなかった。