「じゃあ由美ちゃん、明後日まで安静にね」 私は力なく頷いた。 少しして夜が泣きそうな顔をして入ってきた。 「由美…がんばって!」 夜は無理に笑顔を作って私に言った。 けどね、夜。 あんた目が腫れてるよ。 わかってるんだ。 この体はもうもたない。 実際わたしの余命はもう3ヶ月も過ぎている。