「てめぇと付き合ってなんかねえよ」 これにはさすがの私でも傷つく。 じゃなくて、恥ずかしい。 まさかわたし一人だけ付き合っていた気になってたとか? いやー!そんなの一生の恥じゃない! 「夜、私今別れる」 掴んでいた夜の手が離れた。 もう無理。 私にも堪忍袋というものがある。 あそこまで言われて大人しくしている私じゃない。 夜は、 「ほどほどにねー」 何て言いながら帰っていった。