…はぁはぁといきをきらしながら、いっしょうけんめいみんなについて行く。

男子は歩くの速すぎ。
そんなことを思いながら歩いていると、
いきなり大希先輩がゆっくり歩きだした。

しかも、私にペースを合わせてくれるのだ。


ドキっドキっ…
先輩のその優しさを私は好きになってしまった。