いくら走っても出口がなく

光もない……

瑠美には不安な気持ちだが

積っていた

すると……

⁇「そこのお姉ちゃん」

どっから声が聞こえ顔を上げると

⁇「なんで、泣いてるの?
僕がついてるから泣かないで」

瑠美の前には、

まだ小学生くらいの男の子がいた

⁇「もしかして、明希にぃちゃんの妹?僕の名前は聖夜。お姉ちゃんの名前は?」

瑠「なんで、明希にぃのこと知ってるの?」

聖「明希にぃちゃんに会ったからニコッ
明希にぃちゃんいつも妹の話するんだ
でもね、明希にぃちゃんはもうここにはいない……あっちの世界に帰ったから」

聖夜くんはすごい悲しそうに言った