shoot some hopes





ピーーーーーー。
今日は男バスの試合。
陽菜のマネージャー姿をちゃんと見るのは初めてかもな。


試合が終わった。
「男バスもちゃんと見るとかっこいいかもな。陽菜の言う通りかも。」
「あれ、陽菜どこだろ...」
陽菜を探していると向こうから桜ヶ丘のユニフォームの人が歩いてきた。
「あの、すみません。薩摩さんどこにいるか分かりますか?」
「陽菜ちゃんなら荷物のとこにいるよ。
俺も今から行くから案内するよ。」
その人は優しく教えてくれた。
「陽菜ちゃんのお友達?わざわざ来てくれたんだね。」
「あ、はい。橘 柚菜といいます。」
「柚菜ちゃんね。俺は里中 優樹っていいます。」
「あ、優樹先輩。部長さんですよね?」
「そうそう。」
「今日すごく活躍しててかっこよかったです!」
「全然だよ。でもありがとう!」


「あ、柚菜〜!!」
「陽菜、探したよ...。」
「お疲れ様、めっちゃ頑張ってたね!」
「まだまだですよ〜。」
「私、用事あるから帰るね。これ、ちょっとだけど差し入れ。みんなにあげて。」
「ありがとう!ばいばーい!」
私が帰ろうとしたとき
「柚菜ちゃん、気をつけて帰ってね。」
優樹先輩が笑顔で言った。
私はペコリとお辞儀をして帰った。