オレ、茶谷要 (ちゃたに かなめ)は今日、私立山鏡輝夜学園中等部を、卒業した。
オレはよく、女子たちに陰でこそこそ言われているようなきがする。すこし…オタクなんだ。
だだ可愛い女の子が好きで…。
要「今日もやっと終わったなー…」
草原を横切り寝そべっていると突然、横に1人の美少女が現れた。
??「あなた、私にそっくりね。」
要「お前…誰だよ!?」
?「強いてゆうならば世界のヒーローよ。笑えるかしら?」
オレは昔からヒーローに憧れていた。特に女の子ヒーローになってみたかったものだ。
要「そういやさお前…名前は?」
麗華「私の名前は紅蓮城路麗華。(ぐれんじょうじれいか)」
麗華「あなたは?」
要「オレは茶谷要。」
麗華「いきなりなのだけれども、多分なのだけれども、私は今先ほどまで戦いをしていたわ。そうするといきなり魔法の能力が弱まっていたの…、一時的に後継者が近くにいたことによるもの、これは後継者による後継者永続移行の障害だとおもうの。」
要「後継者永続移行?」
麗華「後継者永続移行というのは、後継者が、現れるともともと力の素質があるものから後継者に力が移るということよ。」
要「その、ヒーローってやつになればどんなことができるんだ?」
オレは少しずつその美少女「紅蓮城路麗華」と、そのヒーローについて興味が湧き、次第になってみたいという気持ちが高まってきた。
麗華「一度実際になってみる?
きっと、あなたが私に似たものを持っているし、後継者なのだから力は使えるはずだわ。」
要「えっ…でもよ、俺がなるとキモくね…?」
麗華「そうかしら?似合うと思うわよ?」
俺はその時気にしていなかったが今になったきずいた。
要「服って…どんなの?」
戦隊ものといえばあの、ピッチピチのカッコ悪いスーツだ。(失礼だが…)
麗華「割と服を気にしていたのね。
これをつけてごらんなさいな、」
手に渡されたのは二つの長いリボンだった。
要「どこに?…(まさか、あたまとk)」
麗華「頭じゃないわよ。安心しなさいな。」
ギクッ…
心を読まれたように感じたと同時に、あまりこいつに関わると心を全て読まれてしまうのではと少し、怖くなってきつつあった。
麗華「まぁ、してみなさいな、」
要「あっ…ああ…。」
要「どうすればいい?」
麗華「まず、そのリボンを手につけてごらんなさいな。」
スチャ。
オレは文句ひとつ言わずにそのリボンを手に取り肩と関節の間に取り付けた。
要「これでいいのか?」
麗華「ええ。
そして、その右手を上げて私はオタク私はオタク私はオタクとさけびなさいな(黒笑)」
要「わたsって、恥ずかしいこと言わせんなよ!!」
少し言いそうになった自分が恥ずかしかった。
麗華「本当のことをゆうと、ただ、ヒーローになりたいと思うだけでいいのよ?」
要「それだけか?」
麗華「ええ。」
…ヒーローになりたい!…
バンッ!
要「えっ?」
麗華「やはりね…」
1章