夢の世界へ


「鎌田!!鎌田!!」

意味の分からない光景に戸惑う。

私はさっきまで水の中にいる感覚に包まれていたが、全然違った。

ただ、普通に寝そべっているだけ。

「は、はい。鎌田ですが…。」

周りを見渡せば、今日与えられたばかりの部屋の中だ。

「鎌田ですが…じゃねぇんだよ!!」

というか、さっきから沖原くんが感情的になって私を怒鳴り散らしている。

無表情な沖原くんしか見ていなかったから、少し珍しく思う。