「うん…ありがとう。さて、荷物でも整理しますか。」 ほら、やっぱり…。心の奥底では苛立ちや憎しみという感情があるはずなのに。 それを全く表に出さない、微塵も見せない梨々子は凄く強いと思う。 私だったら弱音と一緒にポロッと出てしまいそうだけれど。 「そうだね。整理が終わったら学校でもまわろうか。」 「うん、廻ろう!」 そして、梨々子と一緒に荷物の整理を始めた。 それにしても、私の荷物…とてもじゃないが、少な過ぎる。