「はぁ…。」 私はため息をついた。 浩志に会ってテンションが上がっていたけれど、梨々子と浩志の事情を忘れていた。 「なんでそんな暗い顔してるの。」 「わ、わぁ!?」 横にいたモテモテの人だ…。席が近かったので、さっき名前を確認した。 確か沖原悠志(おきはらゆうし)だった気が… 「ご、ごめん。そんなにびっくりしないで。」