夢の世界へ


「当たり前だ。天才だからな、俺は。」

そう言って浩志はニカッと笑ってみせた。

私は浩志がオール5なんて信じられなかった。

だって、あの浩志が…。

あのオール2だった浩志が、成績を急上昇させてここに合格するなんて。

人間、やれば何でもできる。という無限の可能性を感じた。

「な、なに感動してんだよ。引くわ」

「性格は変わってないのね…」

改心したなら性格も変えろよ…と思ったが、やはり浩志は浩志らしくていいのだ、と思った。