ミルト



「あすか~
あれとってぇ、あっあれも~」




「…」




「あすか~、
これねぎ足りない!!持ってきて!!」








そこからも
私は未来花を連呼した。


今は7時すぎくらい。


未来花は
すでに家で朝食を終え私の家に来ている。


ようするに
いつもの光景だ。







「あすか~!!」









いつもと違うのは
私が未来花を連呼していること。










「あ~す~か~!!!!!!!!!」











「…何なんだよ、今日は」









未来花が怒った。

ゆーて
そこまで怒ってはないけど…。





キレると
本当に手がつけられなくなるから…。


想像しただけで
寒気がした。









「…おい、
どうした?」




心配して
駆け寄ってくる。


私は頬を膨らませた。









「………じゃ、ん…」



「…えっ?」



未来花が
耳を私に見せてくる。


とっさに
座る方向を変えた。



自分ではわからないけど
なんか彼の顔が見にくかった。










「…頼れって言ったじゃん」




私の横で
彼が絶句していた。


ちょっと気になって
見てみる。