空のことは 今はいい。 今は二人でいられる時間もあるし、 この関係は多分他の男子よりも一番姫喜に近い。 それが 嬉しくて でも そこが苦しいことでもあった。 _______________ そのとき俺は まだ知らなかった。 学校が違うというだけで こんなにも遠い存在になるなんて 思いもしなかった。 俺は今、 喜姫喜の隣にいれる。 だけど 高校生の俺ははたして、 彼女の隣にいるのだろうか―――。