また、

なつかしい夢をみた。







同じ夢だった。








――――

『姫喜ちゃん、
あ~そ~ぼっ!』



『あっ、
あしゅかくん!』




『きょうは
こうえんにいこうよ』





『うんっ!行こう!』







私たちは
二人で公園に行った。


場面は変わる。







『あしゅかくん、
わたしとあそぼうよ』


『えー
わたしとでしょ』




『いや、ぼく
いまききちゃんとあそんでいるから』


『えー
ききってだれよ』



『そうだよ~わたしとあそぼうよ』







隣にいる私なんて
まるで見ていない女の子たち。


小さい私は
余計に小さくなっている。