「はぁ…どこ行っちゃったのかなぁ…?」 彼女にかぎっては、教室に戻ることはないだろう。 だとしたらあと、裏庭しかない。 「………亜莉沙…」 ん? 今、亜莉沙って聞こえた…? 裏庭の隅に行くと、その声は更にはっきりと聞こえた。 「もー、翔くんうける(笑)」 亜莉沙の声だった。 訳が分からなかった。