切な 〜セツナ〜





あー、もう…反則だよ…。そんな顔で見つめないでよ…。


好きなんて、言わないでよ…。


あたしに選択肢なんて、無いんだから。


「ご、めんなさい…」


もう嫌…耐えられないよ…。


涙で視界が滲む。


その涙を悟られないように、走って屋上を出た。


もうすぐ5時間目が始まる。


そんな事、どうでも良かった。


みんながあまり来ない学校の裏庭に行って1人泣いた。