夏~恋の季節~

恋しちゃったって確信したとき、


涼宮くんがちょうどこっちに目をむけたから

バチッと目が合ってしまった。



「ん?どした??」


さっきの顔とうってかわって、ふっ、ときれいに笑うからまたドキドキ速度が上昇してしまう。



「な、なななんでもないです」


思い切り顔をそらして線香花火の方に向けたから
勢いで線香花火の火が落ちてしまった。


「あぁっ!」


「ふはっ!噛みすぎだし慌てすぎー!笑
一回戦は俺の勝ちな!」