夏~恋の季節~

特に会話もなく歩く。

時々ちらっと涼宮くんを盗み見る。



真っ赤な夕日に照らされて、オレンジ色になってる。



それがあまりにきれいで……。


あ、あれ?なんか急にドキドキ……。



「ん?」


あ、やば。見すぎて気づかれた。


「えと、あ!涼宮くんって何部だったんだっけ??」


ごまかすようにへらって笑い質問する。