『鈴華の彼氏って誰なの?』
聞くと、鈴華は頬をポッと赤くした
かっ、かわいい!!
鈴華かわいい!
『わたしの知ってる人?』
「いや、多分知らないと思うな」
知らないってことは…
違うクラス?
『誰なの?
教えてよー』
「うん、えっと…
7組の井上篤史(いのうえあつし)っていう人、知ってる?」
井上篤史…君
『知らない人だー』
あれ?
でもわたしたちは1組で、その人は7組
離れてるから、ほとんど関わることなんてない
どうやって知り合ったんだろ
わたしが不思議そうな顔をしていると、鈴華はその疑問を察したらしく、優しく微笑んだ
「あのね…」
鈴華は目を閉じて、ゆっくりと話始めた
