「大丈夫?桃」
『うん
大丈夫
だいぶ落ち着いてきた』
「そっか
よかった」
そう言うと、鈴華はふんわりと笑った。
この優しい笑顔にわたしは何度も救われてきた。
『ごめんねぇ
今日2回も泣いちゃって…』
「そんなの気にしなくていいって!
大好きな親友の桃のためだもん』
『鈴華ありがと
本当に大好き』
「もー
桃はかわいいなー」
鈴華はわたしの頭を思いっきり撫でた。
髪の毛がくしゃくしゃになっちゃったけどまぁいいか。
『相澤さんかぁ』
本当は、心のどこかで期待してたのかもしれない。
もし彼女が悪い子だったら、すぐに別れて、またわたしと一緒にいてくれるんじゃないかなって。
でも相澤さんじゃ無理だよ
相澤さんはすごく綺麗だし、とても優しいんだもん。
幼なじみが喜んでるのに、素直に祝福できないわたしじゃとうてい敵わない。
『わたしって、嫌な子だよね』
「え?」
『だって、
涼太が喜んでるのに、素直に祝福して
あげられないし、彼女が悪い子だった
らいいのにって、思ったりしちゃうん
だもん。
こんなわたしに、泣く権利なんかない
よね』
わたしって、こんなに嫌な子だったんだ
悲しくて、悔しくて、どうすればいいかわからない。
わたしは唇をギュッと噛んだ。
「何言ってるの」
『え?』
「桃はすごくいい子だよ」
『え?
だって』
「だって、好きな人に彼女ができたら普
通は嫉妬したりするんだよ?
でも、桃は悲しくてたまらないはずな
のに、一生懸命祝福しようとしてる。
それに、好きな人と一緒にいたいと思
うのは、当たり前のことだよ。
桃はすごくいい子よ」
『そんなことないよ
でも、
ありがとう、鈴華』
鈴華といると、すごく癒される。
いつか鈴華に恩返しができるといいな
『うん
大丈夫
だいぶ落ち着いてきた』
「そっか
よかった」
そう言うと、鈴華はふんわりと笑った。
この優しい笑顔にわたしは何度も救われてきた。
『ごめんねぇ
今日2回も泣いちゃって…』
「そんなの気にしなくていいって!
大好きな親友の桃のためだもん』
『鈴華ありがと
本当に大好き』
「もー
桃はかわいいなー」
鈴華はわたしの頭を思いっきり撫でた。
髪の毛がくしゃくしゃになっちゃったけどまぁいいか。
『相澤さんかぁ』
本当は、心のどこかで期待してたのかもしれない。
もし彼女が悪い子だったら、すぐに別れて、またわたしと一緒にいてくれるんじゃないかなって。
でも相澤さんじゃ無理だよ
相澤さんはすごく綺麗だし、とても優しいんだもん。
幼なじみが喜んでるのに、素直に祝福できないわたしじゃとうてい敵わない。
『わたしって、嫌な子だよね』
「え?」
『だって、
涼太が喜んでるのに、素直に祝福して
あげられないし、彼女が悪い子だった
らいいのにって、思ったりしちゃうん
だもん。
こんなわたしに、泣く権利なんかない
よね』
わたしって、こんなに嫌な子だったんだ
悲しくて、悔しくて、どうすればいいかわからない。
わたしは唇をギュッと噛んだ。
「何言ってるの」
『え?』
「桃はすごくいい子だよ」
『え?
だって』
「だって、好きな人に彼女ができたら普
通は嫉妬したりするんだよ?
でも、桃は悲しくてたまらないはずな
のに、一生懸命祝福しようとしてる。
それに、好きな人と一緒にいたいと思
うのは、当たり前のことだよ。
桃はすごくいい子よ」
『そんなことないよ
でも、
ありがとう、鈴華』
鈴華といると、すごく癒される。
いつか鈴華に恩返しができるといいな
