あなたとのキョリ


桃と一緒にいる居心地の良さを感じた


その日の帰り道

違和感の正体がわかった

「涼太くん
それでねー…」

俺の隣で、楽しそうに今日のことを話す美乃里

美乃里は背が高い

だから、いつも一緒にいた桃の身長と見比べてしまって、違和感があったんだ


でも、それだけじゃない気がする

桃といるときの居心地の良さは、美乃里には感じなかった

なんでだろう

俺は美乃里ことが好きなのに
どうして居心地の良さを感じないんだ?


考えてもわからない


でも、鈴華はなんでもお見通しだ

「あんた、ほんとに相澤さんのこと好きなの?」

鈴華にそう聞かれて、俺はすぐに答えられなかった