『着いた〜!!』
「はいはい
着いたな」
わくわくしているわたしの頭を撫でながら、駿君は玄関を開けた
「にゃ〜ん」
玄関に入ると、ぴぴちゃんがお出迎えしてくれた
『ぴぴちゃん!
こんにちは〜』
ぴぴちゃんがわたしの足に擦り寄ってくる
かっ、かわいい〜
「あら、桃ちゃん
いらっしゃい
ゆっくりしていってね」
『こんにちは!
おじゃましてます!』
「ふふふ
本当にぴぴのことが好きなのね」
『はい!
大好きです!』
も〜ぴぴちゃんかわいい!
「桃、リビングに入りな
飲み物出すよ」
『えっ、いいよー
30分で帰るし…』
「いいから〜
桃ちゃんゆっくりしていって〜」
「そうだよ
本当に30分で帰ることないよ
おもしろいなー、桃」
『いいの?
ありがとう!』
駿君はわたしをリビングのソファに座らせてくれて、冷たいミルクティーを出してくれた
『おいしい〜』
外が暑かったから、冷たくておいしい
『ん?
どうしたの?ぴぴちゃん』
「にゃ〜ん」
ぴぴちゃんがソファに座っているわたしの膝に乗って、そのまま寝息を立て始めた
『〜っ!』
わたしは思わず連写
ぴぴちゃんがわたしの膝の上で寝てる!
かわいいよ〜!!
