「大丈夫?
桃」
『うん
ありがとう、鈴華』
わたしが泣いている間に、ホームルームの始まりを知らせるチャイムが鳴ってしまったけど、鈴華は、後で先生にうまく言っとくよ、と言って、ずっとそばにいてくれた。
こういう鈴華の優しいところが大好き。
いつもありがとう、鈴華…
「それにしても…
その彼女って誰なんだろ?
涼太、名前は言ってなかったんだよね
?」
『う、うん…
言ってなかった…』
彼女ができたとは言ってたけど、名前は言ってなかった。
涼太は、「告白された」って言ってた。
涼太はかっこよくて、頭も良くて、スポーツ万能だから、モテるんだろうなぁ…
なんか鈴華の男の子バージョンみたい。
鈴華もモテるんだよね
でも鈴華は過去のトラウマで、男の子が苦手なんだって。
「しっかし、
こーんなにかわいい幼なじみがいるの
に、他に彼女をつくるなんて!
涼太は見る目がないなぁ」
そう言うと、鈴華は屋上の壁に悔しそうに軽くパンチした。
『り、鈴華…
わたし、かわいくないよ?』
「何言ってんの!
桃はすっごくかわいいよー」
そしてまた鈴華にギュッと抱きしめられた。
わたしの身長は145cmで、鈴華の身長は165cmもあるから、わたしは鈴華の腕にすっぽりと収まってしまう。
背が高くていいなぁ
モデルみたい。
10cmでいいから分けてほしい…
桃」
『うん
ありがとう、鈴華』
わたしが泣いている間に、ホームルームの始まりを知らせるチャイムが鳴ってしまったけど、鈴華は、後で先生にうまく言っとくよ、と言って、ずっとそばにいてくれた。
こういう鈴華の優しいところが大好き。
いつもありがとう、鈴華…
「それにしても…
その彼女って誰なんだろ?
涼太、名前は言ってなかったんだよね
?」
『う、うん…
言ってなかった…』
彼女ができたとは言ってたけど、名前は言ってなかった。
涼太は、「告白された」って言ってた。
涼太はかっこよくて、頭も良くて、スポーツ万能だから、モテるんだろうなぁ…
なんか鈴華の男の子バージョンみたい。
鈴華もモテるんだよね
でも鈴華は過去のトラウマで、男の子が苦手なんだって。
「しっかし、
こーんなにかわいい幼なじみがいるの
に、他に彼女をつくるなんて!
涼太は見る目がないなぁ」
そう言うと、鈴華は屋上の壁に悔しそうに軽くパンチした。
『り、鈴華…
わたし、かわいくないよ?』
「何言ってんの!
桃はすっごくかわいいよー」
そしてまた鈴華にギュッと抱きしめられた。
わたしの身長は145cmで、鈴華の身長は165cmもあるから、わたしは鈴華の腕にすっぽりと収まってしまう。
背が高くていいなぁ
モデルみたい。
10cmでいいから分けてほしい…
