あなたとのキョリ


「お待たせしました
ピーチパフェです」

ピーチパフェ来た!
おいしそう〜

『いただきます!』

「どうぞ、召し上がれ」

一口食べて、ほわーんと笑みがこぼれる

『おいしい〜!』

「よかったな」
このパフェすごい
すごい豪華!
桃のクリームに、桃の缶詰とかも乗ってる
あとは桃のアイスに、一番下には桃の果肉入りゼリーだ!
桃ずくし!
すごくおいしい!

「桃、ハムスターみたい」

『ハムスター?』

「どんどん食べてくから、ハムスターが頬袋に種ためてるみたい」

『だって、
これすごくおいしいんだよ!』

これはだれでももぐもぐ食べるよー

「まぁ、ゆっくり食べなよ」
駿君はクスクス笑ってる

『なんかわたし最近よく笑われるな…』
最近でもないかな?
鈴華にもよく笑われてるし

「桃は、
一緒にいる人を笑顔にしてくれるんだ
一緒にいると、すごく癒される」

駿君はまた綺麗な笑顔で微笑んだ
とたんに鼓動が早くなる

『あ、あり…がとう…』

駿君といるのはわたしもすごく心地いい
駿君もわたしといると癒されるって思ってくれてたのがすごく嬉しかった