駿君が、またしょんぼりとした顔をする
ふえぇどうしよう…
元はといえば忘れてたわたしが悪いんだけど…
『どうしても…?』
「うん」
『ふぇっ』
駿が待ってる…
ふえぇぇ…
恥ずかしいけど、するしかない…!
『えっと…じゃ、じゃあ…』
心に決めて背伸びをする
でも、どんなに背伸びをしても一向に駿に届かない
『と、とどかない…』
わたしと駿の身長差なら届かないに決まってるよー!
でも駿はわたしが伸びをしているのがおもしろいのか、しゃがまずにそのまま見ている
『駿のいじわる〜!』
「ははっ
だっておもしろいんだもん
わかったわかった」
駿君がしゃがんでくれたおかげでようやく届いた
一瞬だけキスをして、すぐに唇を離す
『し、しました…』
恥ずかしかったぁ…
駿君を見ると、物足りなそうにわたしを見ていた
「…足りない」
『へっ?
んっ…!』
駿は、わたしをもう一度引き寄せると、
深いキスを落とした
息ができなくなって
駿の肩をぽんぽん叩くと、駿は唇を離してわたしを抱きしめた
「まだ足りないけど…
まぁ仕方ないか」
『だって!
い、息できないんだもん!』
「そのうち慣れるよ
明日は忘れるなよ」
『に、2回も忘れないもん!
駿だって、こんなにいっぱいもらって…
』
駿はかっこいいからモテモテなんだろうけど、やっぱり他の子からもらってるのを見るのはやだよ…
「何言ってんだよ」
駿は、今度は優しいキスをする
「こんなにたくさんいらない
俺は、桃からの以外嬉しくねぇもん」
えへへ
なんか嬉しいな…
明日、気合い入れて作らなきゃ!
『明日、がんばるから、待っててね!』
「ああ」
駿はそう言い、
またわたしにキスをした
駿のこと、大好きだから、
今日の分も、これからの分も、
たっくさん想いを込めて作るね!
✼end✼
