『じゃあ、駿君またね』
「ああ、またな」
もう少しだけ手つないでたかったなぁ…
なんか今日はいつもより駿君と一緒にいたいって気持ちが強いかも
あんな話したからかなぁ
鈴華がからかうからだ〜!
「桃と駿、
ほんっとに見てると微笑ましいね」
『鈴華〜
からかわないでってば〜』
「ごめんってば」
明日さらに恥ずかしくなっちゃったよ〜
どうしよう…
緊張して転んだりしないといいな…
「桃?大丈夫ですかー」
『はっ!』
もんもんと考えていると、鈴華がわたしの顔の前でひらひら手を振っていた
『あっ!おうち入ろー!』
考えても仕方ない!
と、とにかく変なことしないように気をつけよう!
『ただいまー』
「おじゃまします」
『飲み物持っていくから
先に部屋行ってて〜』
「ありがとう」
オレンジジュースでいいかな〜
コップも2つ持って、よし!
準備完了!
『鈴華〜
お待たせ〜…
ってなにこれ!?』
「あ、ごめんね
散らかしちゃって」
部屋に戻ると、ベッドにたくさんの服が並べてあった
わあ〜
どれも可愛い服〜
『かわいいねぇ!!』
キラキラした目で服を眺めていると、鈴華がくすくす笑った
「桃はどれが好き?」
『えっとねー
あ!これかわいい!』
わたしが指さしたのは、淡いピンク色のワンピース
ワンピースは七分丈の花柄模様で、今の季節にぴったり
かわいいなぁ〜
スカート丈は短めだから、わたしみたいに背が低いと着こなせないけど、1度でいいからこんな服着てみたいなぁって思ってたんだよね!
ワンピースに見とれていると、鈴華が
ポンッと手を叩いた
「じゃあこれにしよう」
『うん!鈴華絶対似合うよ〜!』
「いや、桃の明日の服」
『へ?』
わ、わたしの?
「じゃーさっそく着てみよう!」
『ええええ!?
いやいや!わたし似合わないからぁ!』
「桃スタイルいいし大丈夫!
ほらほら、着てみてよー!」
『ふええぇぇ』
わたしはほぼ無理やり鈴華にワンピースを着せられた
