駿君と距離をおき始めてから
どれくらい経ったのかな…
わたしの胸にはぽっかりと大きな穴が空いてしまっている
『駿君…』
泣き顔を隠すために机に顔を伏せる
距離をとってみてわかったの
わたしがどれだけ駿君のことを好きで、そして
駿君がどれだけわたしにとって大きな存在だったか
『駿君…』
離れるのが
こんなにも辛いなんて…
一緒にお昼ご飯も食べなくなって、一緒に帰らなくもなっちゃった
全部全部
わたしが弱くて臆病なせいだ
このまま距離を置き続けて
もし駿君の心からわたしがいなくなってしまったら…?
『っ……』
怖い…
駿君と話したいよ…
顔をあげて、こっそり駿君の方を見る
友達と話してるみたい
わたしの大好きな優しい笑顔
早く…
あの優しい笑顔で、
優しい声で名前を呼んでほしい…
思ってるだけじゃだめ
ちゃんと行動に移さないと意味がない
そんなことはわかってる
でも
どうしても、わたしを見る成海さんの感情のない冷たい目が
怖くて仕方ないんだ…
