イジワル彼氏の不器用な素顔




目標ってなんだよそれ。



自分だけ言いたいこと言いやがって。



俺は完璧な人間なんかじゃないんだよ。



「まさか大地にお説教されるなんて思わなかった」



大地がいなくなった方を見てから、ゆっくりと目を閉じてまた開く。



冷静になればなるほど、自分がバカすぎて笑えてくる。



ちゃんと考えればわかることなのに、ほんと余裕ねぇな俺。



ふぅっと息をひとつ吐くと、乃愛を追いかけるために走り出した。