「大空君、ご飯できたよ」
リビングでヒーローアニメを観ていた大空君に声をかける。
あたしの声にすぐダイニングに来た大空君は、椅子に座った。
「はい、どうぞ」
「わぁー! カレーライス!」
よかった、喜んでもらえたみたいで。
「いただきますっ」
ちゃんと手を合わせてからスプーンを持ってカレーを食べ始めた大空君。
よほどお腹がすいていたのか、口の周りにカレーがついても気にせず食べてる姿にクスクスと笑ってしまう。
物凄い勢いで食べてくれた大空君は見事に完食。
「のあちゃん、ごちそうさまでした」
叶真のご飯を作っていたあたしのところに、大空君は食べた食器を持ってきてくれた。
「ありがとう。わざわざ持ってきてくれたの?」
「いつもお兄ちゃんがやってるから」
叶真の見様見真似ってこと?

