イジワル彼氏の不器用な素顔




「アイツの生存をちゃんと確認してきなさいよ」



「生存ってそんな」



夏帆の言い方につい笑ってしまう。



夏帆に言われたとおり、こんな時くらいは自分に素直になってもいいのかな。



学校が終わって、急いで校舎を出たあたしはそのままスーパーに立ち寄った。



いきなり家に行ったら迷惑じゃない?



ううん、体調悪いんだし、顔見たら帰ればいい。



行くと決めたはいいものの、自分の中で気持ちが葛藤する。



そう思いながらも買い物をスムーズに済ませて、叶真の家に向かう。