イジワル彼氏の不器用な素顔




「乃愛……?」



「さっきまで普通にしてたのにいきなり顔色悪くなって」



叶真も風間君も心配してる。



大丈夫だって言わなきゃ。



「だ、大丈夫……だから……」



「大丈夫ってどこが大丈夫なんだよ。

こんな時まで強がらなくていい。

響悪いけど、乃愛を家まで送ってくるから」



「俺のことは気にしなくていいよ。

乃愛ちゃんの方が心配だから」



叶真に手を借りて何とか立ち上がる。



心配してくれてる風間君とはファミレスの前で別れて、あたしは叶真に家まで送ってもらうことになった。