「仲良くなんかできるか! あんたが何か絡んでるに違いない。
乃愛はいいの!? こんな子が仲間でも!?」
「あ、あたしは別に……」
「望月さんもいいって言ってるんだから、そんな目くじらたてることないじゃない」
それから夏帆が納得するまでは本当に大変だった。
途中、風間君も参戦して止めてもらったけど、夏帆が叶真に掴みかかりそうになったりで、なんだかどっと疲れた。
「何となく理由はわかった。
でも! 私はまだ完全に村瀬さんを認めたわけじゃないから。
しばらくは試用期間にするわ」
「なんか職場にきた新入りみたいな扱いだな」
叶真の言葉にまた眉をピクピクさせる夏帆だけど、何とか怒りを鎮めてくれた。
ホッとしたのもつかの間で、村瀬さんと仲が良かった取り巻きの子達がこっちを見て睨んでいた。
ヒソヒソと話をしながら、時折笑ってくる。
なんか、やな感じ。
村瀬さんもそれに気付いたらしく、唇を固く引き結んで耐えてるように見えた。
はぁ、ほんとにあたしには文句言う度胸あるのに、この間までの勢いはどこ行ったのよ。

