あたしもまさか叶真があんなことを承諾するなんて思ってなくて、すごくショックを受けた。
いつも女の子に囲まれてはいるけど、そんなこと簡単に許しちゃうなんて最低だよ。
そう思っているのに、止められなかった自分が悔しくて仕方ない。
夏帆と2人でボーリング大会を楽しめないでいると、盛り上げていた風間君が突然、あたしと夏帆の顔を交互に覗きこんできた。
それに夏帆と2人でびっくりしていると、風間君が心配そうな顔をする。
「2人とも元気ないね? 大丈夫?」
それは口先だけの心配かと思ったけど、風間君の目を見ていたら本当に心配してるんだということくらいわかった。
でも、夏帆は……。
「女たらしのあんたなんかに心配されなくても結構よ」
ツンとした態度で、風間君の心配を突っぱねてしまった。
「夏帆ちゃんてば、見かけによらずツンだねぇ。
でも、オレは嫌いじゃないよ? 気の強い女の子」
やっぱり、根っからの女の子大好き人間だ……。
女の子の扱いに慣れてるからこそ、どんな言葉を浴びようと簡単に交わして、自分に優位に持っていく。
恐るべし、女たらし……!!

