「あんた達こんなところで何してんのよ」
体育の授業が終わり着替えを終えて戻ってきた乃愛達も俺達に気付く。
「かわいーい後輩と密会」
響が大地の肩に手を回して仲の良さをアピール。
したんだけど、乃愛と野々村の視線はどうやら大地に向いてるみたいだった。
「このモフモフしたの誰?」
野々村が大地を指差して尋ねてきた。
そんな野々村を見て、じっとしていた大地が目をキラキラさせる。
「もしかして、叶真先輩の彼女さんですか!?」
「は!?」
「いや、あり得ないから絶対に」
野々村が聞き返すのと同時に俺の声が被り、淡々と言い返す。
「ちょっと~ヒラギ? あり得ないって何よ!」
「言ったまんまの意味だし、野々村だってそうだろ」
「当たり前でしょーが。頼まれたってあんたみたいな奴と付き合うのはご免だわ」

