大空が眠ってる間に乃愛にも手伝ってもらって夕飯を作り終える。
ちょうど出来上がった頃に大空がムクッと起きた。
「う~ん……お腹すいた~……」
お、珍しい。自分から起きるなんて。
一度寝るとなかなか起きない大空がこうしてひとりで起きてくるのは本当に珍しいことだ。
目を擦りながら、乃愛が座ってる隣の椅子に大空が座る。
「大空、いつも座るところそこじゃないだろ」
「今日はのあちゃんがいるからこっちがいい!」
少しでも側にいたいってやつね。
いつも以上に嬉しそうにして、夕飯を食べ始める大空。
「大空君、お兄ちゃんが作ってくれたご飯おいしいね」
「うん! おいしい!」
「それはどーも」
乃愛のヤツ、そういうことは大空じゃなくて俺に直接言えっての。

