「あら、イケメンズが2人そろってこんなところで何してんの?」
下から階段を上がってきた野々村が不思議そうな顔を俺達に向けてきた。
「夏帆ちゃんこそこんなところで何してるの?」
野々村が現れたことで響のテンションが急に高くなる。
「風間には関係ないじゃん」
相変わらずの容赦ない対応だな。
「夏帆ちゃんて気持ちいいくらい冷たい対応だよね」
「わかってるなら話しかけなきゃいいじゃない」
「え~、それは無理だな」
イケメン嫌いで有名な野々村に好き好んで近寄ろうなんてヤツは少ないのに、響のヤツはよくめげずに向かってくな。
打たれ強いというのか物好きというのか。

