「わー! 大空君のお弁当かわいい!」
「大空君いいなぁ~!」
次々に寄ってくる友達に囲まれて凄く嬉しそう。
お母さんに手伝ってもらったけど、大空君のこんな顔が見られたからよかったかな。
「乃愛マジでサンキュな」
友達に囲まれた大空君の嬉しそうな顔を見ながら叶真がこっそりとお礼を言ってきた。
「別に叶真のためじゃない。大空君のためだし」
「それでもいいよ。
おまえのお陰で大空に嫌われずに済んだし」
何それ。叶真でも嫌われるとか考えることあるんだ。
いつも俺様で人の気持ちなんてお構いなしな叶真の新たな一面をまた見られた気がした。

