夕焼けオレンジ

数分後

「85番の方、2番の診察室へお入り下さい」

母と他愛のない話をしてると私達の受付番号がよばれた

ガラガラガラ

診察室に入ると年配の優しそうな人と若い看護婦さんがいた

「よろしくお願いします」

母が頭下げると年配の方・・宮崎さんが笑顔で答えてくれた

「それでは始めますね」

宮崎さんはゆっくりと診察を始める

始めは和らいだ表情だったのに突然険しい表情にかわった

「あの・・先生?」

母が不安そうにきく

「すみませんが至急レントゲンを撮ります。移動していただいてよろしいですか?」

「はい」

先生と看護婦さん、私と母でレントゲン室に向かう

誰も言葉を発しない

何があったのだろうか?