「う…そ…」
思わず口を手で隠した。
私が知らないだけで、私達4人はもっと複雑でバラバラだった。
仲が悪いわけじゃない。
でも、みんなが同じ思いで相手と接していたんじゃなくて、舞花がせいを想うみたいに結人も舞花を想ってたんだ。
「だから、今まで通りだから。変に気を使うなよ」
困ったように眉を下げて結人は笑った。
「な…なんでそんな笑ってられるの?辛くないわけ?苦しく「辛いにきまってんだろ!!」
動かしてた足を止めて結人は私の声を遮った。
ビクッとして私も足を止める。
「辛いに決まってるだろ…。でも、いいんだよ。俺はこれで」
結人はそれだけ言うとこっちを向くことなくまた歩き出した。
足が動かない。
遠くなる結人の背中を呆然と見つめる。
結人…舞花の事妹みたいっていったじゃん。
ずっと前からって?中3の時付き合ったのはどうして?それこそ気の迷いだったの?
確かめたい事は沢山あるけどきっと結人を前にしたら何も言えないだろう。

