「帰りも一緒に帰ろうね。」



蒿くんがそう言うから、蒿くんが来るのを待っていると.....



「きゃははははっ!
もー、律くん、おもしろぉーい!」



まただ.....

また、私の知らない女子と.....

しかも、前の子とは違う子だし.....



楽しそうに話しながら、向こうは私を見もせずに通り過ぎて行った。



はあああぁぁぁぁー?

おかしくない?

仮にも彼女だよ?!

はっ!

ま、まさか.....


『もうお前とは、
この前ので終わったから。』

『俺とお前?
もう付き合ってるわけねーじゃん。』


とか?!

そういうやつですか?

私とは、もうすでに終了してる的な?



それって.....

起こりうるよね。

でも、直接聞く勇気なんて.....

ない。



とかなんとか思っていると、