「うわっ!」 神崎に引っ張られて、体育館裏に連れて行かれる。 「ちょ、何すん」 ドンっ! ひいぃぃー! って壁ドン? いわゆる壁ドンというやつですか? 「あのー、何してるの?」 「.....」 「えーと、神崎?」 「.....不安だった。」 「は?」 神崎が言った言葉の意味がとっさに理解できずに思わず聞き返す。 「だから、不安だったんだよ俺は!」 どうしたらいいのか分からない。