首の痛みもようやく消えた時 俺はある事に気付いた。 何でつなみはここにいるんだ? あいつは確か… 「昔と変わっちゃったね」 そう寂しそうに呟きながらつなみは近所のある家を見渡していた。 「つなみってアメリカに行ったんじゃなかったっけ?どうしてここにいるんだ?」 つなみは俺が5歳の頃アメリカに行ったはず。 確か親父さんの仕事の都合だっと思う。 昔の記憶が走馬灯のように駆け巡り始めた。