「はーい、お疲れさまでーす!」
その一言を待っていましたと言わんばかりに、私のなかで安堵が広がっていく。
終わった…やっと…
ただ何もせずに突っ立っていただけなのに、何故こんなに疲れてるんだ。
時刻は午前9時を回り、野次馬をしてから優に2時間が経っていた。
目の前では撮影機材を運んだり、アイドル様や偉い人?の休憩場所になっていた、パラソルなどを片付けるスタッフの方々が右往左往に動いていた。
撮影中は静かに待機していたのが信じられないほどの動きっぷりに、少し感動する。
そんな風景に私が目を奪われていると、服の袖をくいっと引っ張られた。
そちらを見ると正体は小花ちゃん。
「りっちゃん!みて、カナトくんがこっちに来るよ…!!」
そう顔を真っ赤にさせて告げてくる。
小花ちゃんの指差す方を見ると、確かに先ほどまで歌って踊っていた今回の主役が、何人かを後ろに引き連れてこちらへ向かって歩いていた。
それもそのはず、この浜辺は石垣に囲まれていて、道に出るには間隔を開けてある出入口を通らなければならない。
そして、撮影現場から一番近い出入口は私達のいる場所を通らないと辿り着かない。
わざわざ100メートル先の別の出入口を使うのも面倒なのだろう。
野次馬である私達がいるのにも関わらず、アイドル様一行はこちらへと向かって来ていた。
その一言を待っていましたと言わんばかりに、私のなかで安堵が広がっていく。
終わった…やっと…
ただ何もせずに突っ立っていただけなのに、何故こんなに疲れてるんだ。
時刻は午前9時を回り、野次馬をしてから優に2時間が経っていた。
目の前では撮影機材を運んだり、アイドル様や偉い人?の休憩場所になっていた、パラソルなどを片付けるスタッフの方々が右往左往に動いていた。
撮影中は静かに待機していたのが信じられないほどの動きっぷりに、少し感動する。
そんな風景に私が目を奪われていると、服の袖をくいっと引っ張られた。
そちらを見ると正体は小花ちゃん。
「りっちゃん!みて、カナトくんがこっちに来るよ…!!」
そう顔を真っ赤にさせて告げてくる。
小花ちゃんの指差す方を見ると、確かに先ほどまで歌って踊っていた今回の主役が、何人かを後ろに引き連れてこちらへ向かって歩いていた。
それもそのはず、この浜辺は石垣に囲まれていて、道に出るには間隔を開けてある出入口を通らなければならない。
そして、撮影現場から一番近い出入口は私達のいる場所を通らないと辿り着かない。
わざわざ100メートル先の別の出入口を使うのも面倒なのだろう。
野次馬である私達がいるのにも関わらず、アイドル様一行はこちらへと向かって来ていた。
