東京女子、アイドルなう。

あ、連絡しようと思ってたんだった。

「心、とりあえず連絡しよう。」

私達はお母さんに連絡して、とりあえずアイドルの話をすることにした。



prrrrrr…

「もしもし葵?どうしたの?」

「あ、お母さん、あのね…今日…」

「うん。」

「なんか心と歩いてたら、芸能事務所の人にスカウトされて、二人でアイドルやらないかって。」

「あら、凄いじゃない!で、どうなの?葵はやりたいの?」

「え?」

「アイドルよ。本人がやる気なきゃダメでしょ?」

「え、まぁ…心と一緒にがんばれたらなって…連絡1週間以内で良いって言われたから、くわしいことは帰ってから話すね。」

「分かったわ。葵がやりたいなら、お母さんは大歓迎だからね!」

「うん。…じゃあ、また何かあったら連絡するね。」