バサッ
息をハァハァと吐きながら勢いよく起き上がった。
来ている服は汗で濡れている。
「またこの夢…。」
私がなにかで傷つく度に見るこの夢。
いつもいつも…昔の私が入れ替わろうとしてくる夢。
私は所詮最初の私を守るために作られた人格。
私は本当は柚愛じゃない。
誰と言えるわけでもないけど、私は柚愛じゃなくて柚愛の体を使ってこの世界に存在している空想上の存在なのだ。
「…もうこんな夢見たくないのに。」
私は私じゃない。でも、私が柚愛の'代わり'でなくなったら。
私の存在理由は消えてしまう。だから、私はこの世界から消えてしまうのだ。
とりあえずベットから出て、着替えた。
時計を見ると、お昼だった。
…まぁ、お昼ご飯食べよう。お腹すいた。
私は部屋を出て階段を上がっていった。
ガチャ
「ママ…ご飯。」
「柚愛。何してたの?宿題?」
「寝てた。」
「寝てたの…?午後は勉強しなさいよ…。」
いつもそうやって勉強勉強って…めんどくさい。
無視して、お腹すいたからご飯ってもう一回言ったら、ご飯ねー…ちょっと待ってね。って言って台所に消えていった。
喉も乾いたから、麦茶を飲もうと台所に行く。
鍋でお湯を沸かしているから、今日はそうめんかそばにでもなるんだろうか。
リビングに戻り、お茶を飲みながらゲームを起動する。
みんなのコメントを確認。
蓮斗は…起きたみたいだけど、今はオフラインである。
不意に、浩太のコメントが目に入った。
「なんかもう」
なんかもう…何…?
なんかもうって…w
…それが私の事だったら…私と別れて後悔してるんなら良いななんて…ね。
息をハァハァと吐きながら勢いよく起き上がった。
来ている服は汗で濡れている。
「またこの夢…。」
私がなにかで傷つく度に見るこの夢。
いつもいつも…昔の私が入れ替わろうとしてくる夢。
私は所詮最初の私を守るために作られた人格。
私は本当は柚愛じゃない。
誰と言えるわけでもないけど、私は柚愛じゃなくて柚愛の体を使ってこの世界に存在している空想上の存在なのだ。
「…もうこんな夢見たくないのに。」
私は私じゃない。でも、私が柚愛の'代わり'でなくなったら。
私の存在理由は消えてしまう。だから、私はこの世界から消えてしまうのだ。
とりあえずベットから出て、着替えた。
時計を見ると、お昼だった。
…まぁ、お昼ご飯食べよう。お腹すいた。
私は部屋を出て階段を上がっていった。
ガチャ
「ママ…ご飯。」
「柚愛。何してたの?宿題?」
「寝てた。」
「寝てたの…?午後は勉強しなさいよ…。」
いつもそうやって勉強勉強って…めんどくさい。
無視して、お腹すいたからご飯ってもう一回言ったら、ご飯ねー…ちょっと待ってね。って言って台所に消えていった。
喉も乾いたから、麦茶を飲もうと台所に行く。
鍋でお湯を沸かしているから、今日はそうめんかそばにでもなるんだろうか。
リビングに戻り、お茶を飲みながらゲームを起動する。
みんなのコメントを確認。
蓮斗は…起きたみたいだけど、今はオフラインである。
不意に、浩太のコメントが目に入った。
「なんかもう」
なんかもう…何…?
なんかもうって…w
…それが私の事だったら…私と別れて後悔してるんなら良いななんて…ね。


