「なんでっ…目開けないの?お願いだからっ……ごめんなさい」

どうして貴女は泣いているの?
泣かないでよ……私まで悲しくなるから。


長い夢を見ていたようだ。
私は重たい瞼を開けた。

すると……

「な、なにこれ…」

何と私には羽が生えていた。頭の上にも金色の輪っかのようなものが浮いてる。

もしかして…私死んでる!?
…どうしよう これまでの記憶がない。

私は必死にも思い出そうともがいていると何処からか足音がした。