「あんたってドM?」 りりちゃんに言われ咳き込んでしまう。 「ちっ、違うし!なんでそうなるのよ!」 「え、だって相沢にからかわれて泣かされてたじゃん。」 そ、それはそうだけど…… 「でも好きなんだもん…」 好きになってしまったのだから仕方がない。それに、優しいところだってあるし… 「あー、なんか恋する乙女って感じね。まぁ、応援するわ。」 りりちゃんは微笑んでくれる。